トイレを快適な空間にするためには日々のお手入れが欠かせません。
また、時にはリフォームを検討することも必要。
バリアフリーにするならその人にあった配慮したリフォームをおすすめします。
ここでは自分でできるトイレの手入れ方法や、いざという時のトイレリフォームの相場等についてご紹介します。
トイレは毎日使う場所だからこそ、常に綺麗で快適な状態を維持したいものです。
しかし長年使用していると、どうしても便器や壁、床などに汚れや傷が目立ってきますよね?
また、高齢者や身体の不自由な方がいるご家庭ならバリアフリーへの配慮も必要になってきます。
他にも「臭いがきつい」「収納が足りない」等の問題もありますね。
そういった問題を解決するには、トイレのリフォームを業者に依頼するのが一番です。
ただ、何でもかんでもリフォーム業者に任せていると費用面が心配ですよね。
自分でも解決できることがあるなら、それにこしたことはありません。
そこで今回は、まず自力でできるトイレのリフォーム方法をご紹介したいと思います。
長年使用しているトイレで一番気になるのが、壁の汚れや傷です。
壁の汚れや傷が放置されたトイレは、なんだか落ち着かないですよね?
そこでお試しいただきたいのが、リメイクシートを使った方法です。
リメイクシートはホームセンターや百円ショップでも販売されており、誰でも簡単にペタッと張り付けてオシャレな壁紙に変身させられるというもの。
このリメイクシートは値段も安いですし、小さな汚れや傷くらいなら問題なく隠せるので、一度試してみる価値はあるでしょう。
ただし、この方法は長期的なリフォームとはいきません。
長くても数ヶ月ほどで接着面がほころび、ところどころ剥がれて見栄えが悪くなります。
その都度張り替えれば問題ないですが、壁の材質によっては剥がした跡が残ってしまう可能性もあるので、ノーリスクとはいきません。
「とりあえず今すぐトイレの壁をなんとかしたい」という場合にはオススメの方法といえます。
高齢者や身体の不自由な方がいる場合、バリアフリーの設備が必要になります。
例えばつまずきやすくなったので段差をなくしたり、入り口を広くしたり、あるいは手すりを取り付けたり……。
トイレのリフォームを検討する上で、これらの問題は避けて通れません。
手すりの設置なら自分でも工具を使ってできるかもしれませんが、安全性を考慮するとあまりおすすめできません。
万一、取り付けが甘くて壊れてしまったら……
大怪我につながる恐れもあります。
段差の問題も、個人で対処するにはリスキーな部分といえます。
トイレをリフォームする上で最大限安全性を確保したバリアフリーを導入するなら、やはり専門のプロに任せるのが一番といえるでしょう。
最後にお話するのが、トイレリフォームの一番のポイントといえる「便器」です。
便器が劣化して水漏れしたり、カビが生えたりすると衛生面が気になりますよね。
家電量販店や通販サイトでも様々な便器が販売されていますし、別にリフォーム業者に頼まなくても自分でできるのでは? と思う方もいるかと思います。
ただし、ここでもいくつかの注意点があります。
まずは排水口の位置とサイズです。
平成7年以降に建築された建物の場合、壁から排水口までの距離は20cmで統一されています。
逆にいえば、それ以前の建物だと統一されていない可能性が高いです。
壁と排水口の距離に対応している便器でないと取り付けることはできません。
また、配管などの工事も必要になります。
もし自分で便器を購入して交換する場合は、必ず上記の点を便器の規格と照らし合わせて確認するようにしましょう。
また、「フランジ」と呼ばれる排水管と便器をつなぐ古いジョイント部品を撤去する作業も必要ですし、失敗した場合は自己責任となってしまうのであまりおすすめできません。
専門のリフォーム業者に依頼すれば、余計な労力や手間をかけずに安心・確実に便器の交換ができますよ。
トイレのリフォームは自分でできる部分も多いですが、安全性と長期的な維持を目的とするなら、やはりプロに依頼する方がいいでしょう。
そこで気になるのがトイレのリフォームの料金相場。
しかし一口にトイレのリフォームといっても施工内容によって大きく相場は異なります。
例えば、洋式トイレを新しいものに交換するなら13万円〜(工事費込)となっていますが、和式から洋式に変える場合は25万円〜(工事費込)とかかる場合があります。
また、最新式の「タンクレス」トイレにする場合は、便器の価格が12万円〜(工事費別途)と高いので、その分リフォーム費用も高額になります。
壁や床の補修リフォームなら約4~6万円が相場です。(トイレスペースによって変わります。)
全体的なリフォーム、いわゆるフルリフォームの場合はトータルで価格の中心帯は約40~60万円を見積もっておいた方がいいでしょう。
ただ、バリアフリー化のトイレリフォームに関しては介護保険によって費用の最大9割が支給されます。
その代わり「要支援・要介護」と認定された方が居住していることが条件で、支給額の上限は18万円となっているので、その点も確認しておきましょう。
いかがでしたでしょうか?
長年同じ家に暮らしているとトイレのリフォームはいずれ必要になります。
その時自力で解決するか、リフォームのプロに依頼するかは人それぞれですが、長く安心してトイレを使用し続けたいなら断然プロにお任せするのがおすすめですよ。
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