自宅を豊かに彩ってくれるお庭も、長年暮らしていく中で様々な問題や悩みに直面することがあるかと思います。
せっかくの自慢のお庭に不便さを感じたり、あるいはトラブルの原因になったりした場合は、一度お庭のリフォームを検討してみるといいでしょう。
当記事では、お庭をリフォームする上で押さえておきたいポイントや、リフォームすることによるメリット等についてご案内します。
一口にお庭のリフォームといっても様々で、日々の暮らしの中で直面する不便やトラブルを事前にリストアップしておくことが大事です。
お庭にまつわる問題といえば……
・玄関までのアプローチに段差があり、杖や車いすの方が入りにくい
・庭木が景観を損ねている、あるいは隣の住居スペースを侵食している
・車や自転車を置くスペースがほしい
・雑草が繁殖しやすく、手入れの負担が大きい
・最近空き巣が多発しており、防犯上の不安がある
他にも様々な例が考えられますが、こういった問題はリフォームによって解決するかもしれません。
それでは、それぞれの問題を解決するためのお庭のリフォームについてご紹介します。
お庭は不特定多数の人の目に触れる部分だけに、外観を少しでもキレイに、オシャレにしておきたいと思うのが一般的でしょう。
お庭の問題として真っ先に挙げられるのが「雑草」。
雑草は処理してもすぐ生えてしまいますし、放置しているとお庭の景観を損ねるばかりか、害虫の繁殖の原因にもなります。
そういった場合に、雑草を全て除去した上で人工芝を設置したり、あるいはタイルや石畳を敷いたりといったリフォーム方法があります。
この方法は単に雑草の発生を防ぐだけでなく、自分好みの幅広いデザインが叶うというメリットもあります。
また、予算を安く抑えるなら「砂利」や「ウッドチップ」を用いる方法もあります。
ただし、こちらの方法では雑草の発生を抑制することはできても、完全に防ぐことはできません。
他には塀やフェンス等の外構部分も、お庭の外観を一新する上で重要なポイントになります。
開放感のある広々としたお庭にしたいなら、フェンスを設けずに植栽でお庭の周辺を覆う「オープン外構」がおすすめです。
お庭は外観を彩るための単なる空き地ではなく、住宅内の空間ではまかなえない用途に活用する場所としても重要です。
車や自転車を駐車するカーポートや、ガーデニングのための花壇、風に吹かれながらお茶を楽しめるテラス席等々……。
お庭のリフォームを依頼することで余ったスペースを再利用したり、あるいは樹木を伐採して拡張したりして、以上のような設備を自宅に構えることが可能になります。
他にも、洗車やお庭の水まきが手軽に行えるよう立水栓を新たに設置あるいは移動させる、といったこともお庭のリフォームで実現します。
このように、お庭をどうリフォームするかで日々の暮らしの快適さが大きく変わってきます。
お庭という空間を最大限に活用するべく、今の生活の不便な点をしっかりリストアップしておいてくださいね。
最後に、日々の暮らしの安全を守るためのお庭リフォームについて解説します。
お庭のリフォームの安全対策は大きく分けて2種類、「バリアフリー」と「防犯」があります。
バリアフリーは、例えば足腰の不自由な高齢者が生活している場合、余計な段差や滑りやすい箇所がないかがポイントとなります。
特に玄関までのアプローチでは、雨の日に濡れても滑りにくいノンスリップ加工されたタイルを使用するなど十分に配慮する必要があります。
階段にはスロープを設置するか、あるいは段数を増やして段差を低くするといった対策を行ないましょう。
次に「防犯」ですが、ここでのポイントは「照明」と「フェンス」といった外構部分です。
周辺を高いフェンスで囲うなど、いわゆる「クローズド外構」と呼ばれるリフォーム方法がおすすめとなります。
これは単に防犯対策としてだけでなく、小さなお子様が道路に飛び出して事故に巻き込まれないようにする意味でも重要です。
また、いざ不審者がお庭に侵入してきた場合すぐに察知できるよう、照明を複数の箇所に設置したり、足音が聞こえるように地面に砂利を敷くなどの対策も有効です。
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