リビング学習、考える。
家族みんなの住まいプラン
「こども部屋があっても、遊ぶばかり。」「学習机を購入したのに、使わず散らかってモノ置き状態。」など、こんな感じではこどもの勉強への姿勢がいかがなものかと心配になりますね。こどもの勉強へのやる気をダウンさせてしまう原因の一つは、"集中できない学習環境"なんだそう。では、集中できる学習環境を整えるには?こどもは大人が思っている以上に部屋でひとりだと不安になり、集中できません。物音ひとつしただけでも、「怖い!」と思ってしまうものです。リビング学習では、子どもが安心して集中できることが最大のメリット!親がそばにいることで安心し、わからないこともすぐに『教えて』と聞くことができる、また正解すると『よくがんばったね』とすぐに褒めてあげられる環境にあることで勉強へのモチベーションを上げることもできます。
リビング学習って?
こどもの学習スタイルのひとつとして注目を集める「リビング学習」。こども部屋で勉強するのではなく、リビングやダイニングなどを学習場所にする勉強スタイルのこと。親の目が届きやすい空間で学習するため、学力に良い影響がある、と雑誌やブログ、インターネットメディアでも取り上げられた学習スタイルなのです。もちろん、リビング学習だから頭が良くなるということではありませんが、勉強することを習慣化するという意味でいい方法なのではないかと考えられています。
メリット&デメリットは?
リビング学習は、良い影響があると言われている学習法ですが、どのようなメリットまたはデメリットがあるのでしょうか?考えられるメリット&デメリットをご紹介してまいります。
リビング学習のメリット
- ◉勉強を生活習慣にできる
- 一人で部屋で勉強…なかなかりハードルが
- 高く、こどもは気が進まないもの。親も
- こども部屋だと学習が捗っているのか
- 分かりません。学習スペースをリビングに
- つくれば、学習するハードルはぐんと
- 下がります。帰宅後など、生活習慣の
- 一部として学習へのくせをつけて
- あげましょう。
- ◉こどもの質問にすぐ対応できる
親が近くにいることで、こどもが勉強で - 分からないことが出てきたとき、
- すぐに質問することができるので、
- 不安を解消しながら学習に取り組むことが
- できます。こども部屋だと分からない
- ことがあったとしても、聞きに行くのが
- 面倒だとそのままにしてしまう可能性が。
- ◉こどもの集中力を鍛えられる・
- ほどよい緊張感を持たせられる
- リビングの方がこども部屋よりも
- キッチンの音や兄弟など家族の声が
- したりするなど、適度な雑音がある環境。
- 慣れているとテストや受験の時などでも、
- 集中できる力を発揮できるでしょう。
- また、「親に見られている」という
- 意識から緊張感が生まれ、
- 集中しやすくなります。
- ◉コミュニケーションが増える
- リビング学習の最も大きなメリット。
- 学習以外のことも聞いたり、聞かれたり
- することで親子の会話が自然と生まれます。
- コミュニケーション能力も養われると
- 言われています。
◉光熱費の削減に- こども部屋で学習すると、エアコンや
- 照明も光熱費がプラスアルファに。
- 消し忘れなどもありますね。
- リビングで家族みんなが一緒に過ごす
- ことで、光熱費も抑えるという
- メリットがあります。
リビング学習のデメリット
- ◉無駄話をしてしまう
静かな環境で勉強するのが向いている - 子どもの場合、おしゃべりが過ぎると
- 集中力を低下させたりするマイナス面も。
- コミュニケーションですが、ダラダラと
- 喋ったりしないよう、気持ちを切り替える
- 声かけをまた、時間内にやるべきコトを
- 決めたりするとよいでしょう。
- ◉机の上に消しゴムのカスが
- こどもが教科書やノート、文具などを
- 机の上に広げる、書いて消しての消しゴムの
- カスが散らかりがち。学習後、食事前などに
- 掃除するのが大変に。そしてリビングが
- すっきりと片付いていない状態になります。
- 学習が終わったら用具を片付け、
- そして掃除ができる習慣をつけられると
- いいですね。
- ◉親が叱ったり、ネガティブな言い方を
- すると、勉強嫌いに
親がこどもの学習を近くで見られることは - いいことなのですが、干渉して叱ったり
- 口出ししてしまうこともあります。
- 特にネガティブな発言ばかりしていると
- こどもが勉強することを嫌いになってしまう
- 可能性があるため、要注意です。
いかがでしょうか?
リビング学習にはさまざまなメリットがある一方、子どもの行動が目に入りやすいばかりについ叱ってしまう。。。また、片付かずリビングが雑然としてしまって親のストレスになるなどのデメリットもあります。そのようなことにならないよう、リビングのレイアウトなどリノベーションの際にしっかりプランしておくことが大切ですね。子どもが自分の部屋で勉強したいと言った場合にはその希望を尊重してあげることで、リビングの活用方法が変わるかもしれません。先のことまで考え、プランを一緒に考えてみましょう。
学習スペースを考えよう
ダイニングテーブルでは、今すぐ片付けたいのに片付かない、、、そんな方もいらっしゃいますよね。リノベーションとうさいかんプラス和歌山ではリノベーションでリビング内に学習できるスペースのプランもご提案しています。もちろん、家族の皆さんも自宅でお仕事されたり、パソコンを設置してネットサーフィンをしたり、また書類などの書き物をしたりなど、こどもたちの学習以外にも活用できます。
壁付にオリジナルデスクを
こちらは以前、リノベーションさせていただきました
有田市Fさま邸。
https://www.tousaikan.com/case/20210916-1300/
当時はお嬢さまたちは小さく、
取材時、泣いていたことを思い出し
懐かしく感じます。。。
親戚のおばさまのように
「ほんとにおおきくなったね(*′艸`)」と。
こちらの写真はお嬢さまたちが大きくなった時にと、
宿題、絵を書いたりなどできるデスクスペースを
設けておりました、現在の様子です。
Fさまが送ってくださいました。
こんな素敵なお写真を
ありがとうございます!アリガト(≧ヮ≦●)
ママが見届けられ、
また姉妹で勉強を教えあったり。。。
なんだかほっこりします(*'v'*)
お食事の時間になっても
急いで片付けたりしなくていいですね。
施工前の図面⏫
施工後はLDKを広くし、
丸印の部分にオリジナルデスクを設置。
リビング学習ができる環境に♪
素敵な空間です☆☆☆
造作したデスクスペース
スペース・目的に合わせ、
オーダーメイド
そして、こちらは和歌山市Nさま邸で
リビングスペースの一角をご主人の
書斎スペースにした実例です。
https://www.tousaikan.com/plus/works/kodate/20220901-1786/